暑い時期に気になることと言えば【熱中症】。
特に自分の親や祖父母である【高齢者の熱中症】が心配です。
熱中症にならないために、どのような対策をすればいいのか。
気温の変化に鈍感になってしまっている高齢者ならではの、熱中症対策をお伝えしていきます。
【もくじ】
高齢者の熱中症対策で大切なこと
熱中症の原因は、気温の高さや湿度だけではありません。
疲労、睡眠不足、衣類の不適、発汗での体温調節ができにくいなども誘因となります。
特に、なにかと頑張ってしまう、我慢してしまうような高齢者は注意が必要です。
熱中症対策としては、次のようなことが言われています。
- 水分補給
お水だけでは不十分です。
熱中症専用対策ドリンクなら OS-1[オーエスワン]がおすすめです。熱中症になってしまった時に、OS-1を飲んで、涼しい部屋で安静にしていると、症状が軽くなった経験があるのでこれは手放せません。
と言っても、なかなか自分で定期的に飲んでくれなかったり、喉も乾いてないのに飲めないといったことがあるかもしれません。
そんな時は、「1日このペットボトルの量は飲んでね」
と、1日の量を決めて飲んでもらうのもいいでしょう。
水分を摂る習慣が無いという高齢者の方でも、凍らせると「涼しくていいね」と言って食べてくれたりします。
OS-1や、ポカリスエットなどを凍らせて、少しずつ食べれるように工夫してみるといいです。また、飲めるほどに薄めた【めんつゆ】は、塩分・ミネラル・アミノ酸・水分が一度に取れるから応急処置には良いと聞いたことがあります。
これも頭の片隅に置いておくといいですね。 - 塩分補給
熱中症専用対策アメ
私の母もそうですが、わりとカバンの中にアメを持ち歩く高齢者が多いかと思います。(関西地方だけでしょうか(笑))そのアメを夏場は、熱中症専用対策のアメに変えて持ち歩いてもらっています。
食べ過ぎると、高血圧の心配が出てくるので、外で汗をかいた時などがいいですね。 - 帽子、日傘
外出する時は、かならず帽子は着用した方がいいです。
日差しを遮るだけで、体感温度は変わります。
通気性の良い素材で、日差しを遮るツバのあるものがおすすめです。日傘も合わせると、かなり日よけになると思います。
- 通気性、吸湿性の良い衣類
綿や絹といった天然素材のものを着るだけで、心地よさが変わります。
高齢になると不快なものは着なくなるので、この辺は大丈夫かと思いますが。日除けになるからと、長袖の上着を羽織ったりするのは、高齢者では熱中症になりやすいようなので注意が必要です。
- 室内、車内での気温調整
気温に鈍感になっている高齢者の方が多いので、周りが気をつけてあげることが大切です。
節約のためと、クーラーを我慢してしまったりする方が多く危険です。
睡眠中もクーラー等で部屋を冷やすことも、体力消耗を防ぐためには必要です。私の母も、電気代が気になってクーラーはつけないと言っていましたが、
最近の気温は、異常であること、危険であること、節約することで体調を壊したら医療費がかかってもっと高くつくなど・・・
ありとあらゆる言葉で、説得しました。今では、きちんとクーラーをつけてくれています。
古いエアコンの場合、新しくすることで昼夜つけていても電気代がそんなに変わらない場合もあるので、省エネのものも検討してみてください。 - 栄養、睡眠をしっかり取る
暑いから食欲が落ちてしまい、食事は冷たくてサッと食べられる物にしがちですが、温かく栄養のあるものを食べることも大切です。
あと、しっかりと睡眠を取ることも必要です。
そのためには、クーラーなどでの気温調節も大事になってきます。 - 熱中症指数モニター AD-5689(みはりん坊ミニ)
感覚が鈍っていることを自覚していない高齢者も多いので、こういう便利なものが販売されているんですね。
なんと、熱中症指数が28℃または31℃に達すると自動的にアラームが鳴るんです。
熱中症指数の危険度ランクも表示してくれるのでわかりやすいです。(注意・警戒・厳重警戒・危険の4ランク)
私の母は、家にいる時は壁にかけて、出かける時はストラップにしてカバンにつけています。【アラームが鳴ったら、エアコンを付けること!】
これを約束事としているので、私も安心して仕事ができます。
アマゾンで1,500円ほどで購入しましたが、これは自分用に欲しいかも♪と思うほど気に入ってます。 - OS-1[オーエスワン]ドリンク
24本入りで、約4,000円と普通のスポーツドリンクとくらべて割高ですが、飲む点滴として販売されているだけあって私はOS-1をおすすめします。
風邪引いた時にも飲めるので、高齢者だけじゃなくて全ての人におすすめです。 - OS-1[オーエスワン]ゼリー
「水分を取りにくい」「重いから外出時には持ち歩きにくい」
という時に、ゼリー状のOS-1が重宝します。
これ、ちょっとだけ凍らせると、シャーベットのようになって、そのまま食べることができるので非常に便利です。 - ひんやりスカーフ
水に濡らして首元に巻くタイプのものです。
母いわく、午前中、みはりん坊ミニのアラームが鳴る前に、涼を取るために巻いておくといいのだそうです。
電気を使わないことと、お手軽なこともあって、これなら無理なくしてくれそうですね。 - 水冷マット(エコナイト Mサイズ2枚セット)
冷蔵庫で冷やした水を入れて、寝る前に布団の上に敷いて寝るシートです。
2枚を、上半身を冷やすように敷いて寝ると、朝まで快適に眠れると私の母は言っています。
1,500円しなかったので、とてもお買い得なものでした。
自分にも買おうとおもったのですが、すでに販売されていないんです・・・。残念!
いくつかご紹介しましたが、
このうち1つだけ対策してるから大丈夫なんてことはありません。
全部大切なことなので、自分たちの環境に合った対策をしっかりと行い、大切な親や祖父母を守っていきましょう。
高齢者の熱中症対策グッズでおすすめはコレ!
私が、一人暮らしの母(高齢者)用に、熱中症対策グッズとして購入したものをご紹介します。
これでもう絶対安心♪というわけにはいかないですが、かなりの安心材料にはなっています。
あとは、毎朝LINEで連絡しています。
既読となるので、見てくれたことが確認できていい感じです。
できれば、朝と晩だけでも、電話で声を聞くようにするといいんですけどね(汗)
熱中症対策 牛乳を高齢者は飲もう!
熱中症対策に牛乳が良いとされているのをご存知ですか?
牛乳には、アルブミンというたんぱく質が含まれているからなんです。
アルブミンには、血液を増やす作用があり、血液が増えることによって体温調節しやすくなるとのことです。
高齢者は血液の量が少なくなっているため、体に熱がこもり、熱中症になりやすいことから、 牛乳を飲んで、体温調節しやすい体=暑さに強い体にすることができるということなんです!
ちなみに牛乳は、運動後に飲むと効果的なので、ウォーキング後などに飲むといいですね。
牛乳での熱中症対策は、高齢者に限ったことでありません。
最近の子供は、防犯的なことや熱中症などもあり、外で思いっきり遊ぶことが少なくなりました。
汗をかけない子供もいるそうです。
そんな子供にも、この牛乳は非常に効果的なものとなりそうですね。
まとめ
高齢者のための基本的な熱中症対策、熱中症対策グッズなどを紹介してみました。
どんどん気温が上がるこの異常気象の中で、きちんと対策をすることは大切なことだと思います。
いろんな情報があふれていますが、自分に合ったものを見極めてうまく取り入れ、熱中症対策していけたらいいですね。
大切な親や祖父母、家族を守るためにお役に立てたら嬉しいです。