ナッツアレルギー 喉がかゆい!種類や対処法は?花粉症の人は要注意!

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ナッツアレルギーは、ピーナッツやナッツ類を摂取することで起こる食物アレルギーですが、時にアナフィラキシーショックなど重大なアレルギー症状を起こす危険もあり、重症化しやすいアレルギーとして有名です。

そんなナッツアレルギーについて、どんな症状が出るのか、また種類や避けるべき食べ物、対処法をご紹介します。

【もくじ】

ナッツアレルギーで喉がかゆい!痛い!

ナッツアレルギーの症状は、呼吸器系、皮膚系、循環器系に症状が出ることが特徴です。

そして、摂取直後~2時間以内に症状が現れることが多いようです。

それでは、細かく見ていきましょう。

  • 【呼吸器系】

    ・喉がイガイガする

    ・喉が痛い

    ・喉が腫れる

    ・呼吸がしづらい

    ・鼻水、鼻づまり

  •  
  • 【皮膚系】

    ・じんましん、湿疹が体中に出る

  •  
  • 【循環器系】

    ・嘔吐

    ・下痢

    ・腹痛

     

    症状として1つだけが出るわけではなく、複合的に現れたり、順番に現れたりします。

     

    喉が痛くなる

    喉が腫れてくる

    呼吸がしづらくなる

    嘔吐 など

 

ナッツアレルギーの人にかぎらず、食物アレルギーを持っている人は、「あ、これヤバイかも・・・」と摂取した瞬間に思います。

そう思ったらすぐに対処することが必要です。

そのため、周りの人にナッツアレルギーを持っているということを周知しておくことも大切だと思います。

 

ナッツアレルギーの種類って?

ナッツアレルギーといえば、代表的なものは、ピーナッツ(落花生)です。
(ピーナッツはナッツではなく豆類ですが)

その他にもアレルギー源となるナッツは数種類あります。

  • ピーナッツ
  •  
  • くるみ
  •  
  • カシューナッツ
  •  
  • ココナッツ
  •  
  • アーモンド
  •  
  • へーゼルナッツ
  •  
  • ブラジルナッツ
  •  
  • マカダミアナッツ
  •  

牛乳などは、加熱することで抗原性が弱まる場合もありますが、ピーナッツは加熱することで、淡白質が変性しアレルギーの抗原性が高くなると言われているところも注意が必要です。

そして、どれか1種類のナッツにアレルギー症状が出た場合、他のナッツ類にも同様に反応する場合も多くあるので、アレルギー科のある病院で検査することをおすすめします。

また、シラカバの花粉症を発症している人は、ナッツアレルギーも発症しやすいと言われています。

これを口腔アレルギー症候群(OAS)と言い、花粉のアレルゲンとナッツのアレルゲンに共通する抗原分子によってアレルギーが生じるものと考えられています。

ナッツアレルギー 対処するべきはコレ!

◆原因となるものを除去、摂取しない

ナッツアレルギーと判明した場合、「ナッツの徹底的な除去」ということが一番の対処法です。

しかし、ピーナッツやピーナッツバターといった明らかに「ナッツを使っていますよ」という商品は食べないという選択ができますが、粉や油として使われていたりすることがあるので要注意です。

下記は控えるものですが、ナッツはかなり身近な食品なので多岐に渡って使用されていることがわかります。

日本では法令により「特定原材料」として表示義務があるので、市販のものについては、原材料は絶対にチェックすることが必要です。

【注意が必要なもの】

  • ピーナッツ、ナッツ類

    (カシューナッツ、ピスタチオ、アーモンド、マカデミアナッツ、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオ、へーゼルナッツ、ブラジルナッツ)

  •  
  • スナック菓子
  •  
  • カレーのルー

    (市販のルーもですが、カレー店でもコクを出すためにナッツが使われている店舗もあります)

  •  
  • サラダ(砕いたピーナッツが入っている場合も)
  •  
  • 豆菓子やチョコレート菓子
  •  
  • クッキー、ケーキ

    (アーモンドパウダーが入っていることも多い)

  •  
  • ソース
  •  
  • 揚げ煎餅
  •  
  • ジーマーミ豆腐
  •  
  • 節分の豆まき(一部の地域)
  •  
  • 中華料理(ピーナッツ油を使用することが多い)
  •  
  • タレ

    (市販のものは原材料の表示がありますが、店舗で出されるものには何が入っているかわからないため注意が必要)

  • (購入するお弁当自体には実際に使われていなくても、色々な種類のおかずを同じ工場で作っている場合が多いので注意が必要です)

  •  
◆抗ヒスタミン薬の服用

まず、ナッツアレルギーが疑われる場合は、必ずアレルギー科を受診し、抗ヒスタミン薬をもらいましょう。

ナッツアレルギーはかなり強いアレルギー症状を引き起こすので、間違えてほんの少量摂取しただけでも、喉の腫れやじんましんなどの症状が出ます。

症状が悪化しやすいため、どの症状が出たらどの薬を服用するか、など具体的な指示を聞いておきましょう。

また、アナフィラキシーショック時に使用する「自己注射製剤」を処方されている人もいます。

※アレルギー科の先生によって治療法が色々ありますので、よく相談して対処していくことが大切です。

◆体調管理

体調を整えておくことで、免疫機能が正常に働きます。

体調が悪いと、アレルギー症状が強く出たりする場合もあるので、規則正しい生活を送り、自律神経を整えることでストレスを溜め込みにくいカラダにしておきましょう。

まとめ

一般的にナッツアレルギーは、卵、牛乳、小麦、大豆アレルギーとは違い、改善しにくいアレルギーと言われています。

少しずつでも食べていけば抗体ができるとか、もしくは大人になったら大丈夫になったといったことはほぼ無いということですね。

幼児期に発症することが多いとされてきましたが、花粉症になった後にナッツアレルギーも発症するなど、大人でもある日突然発症するということもありえます。

ちょっとしたカラダの異変に気づいたら、大丈夫!と決めつけずに病院で検査することをおすすめします。

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