あこがれの一人暮らしのお部屋も、住んでいるうちにアレコレ気になることが出てくるものです。
それは今のお部屋を選んだ時と今の自分とでは、生活も意識も変化しているからなのかもしれませんね。
とはいえ忙しい毎日の中で、また新たな街にお部屋を見つけるのは大変!
効率良くお部屋探しをしたいところです。
物件探しによい時期は?
良い不動産屋さんを選ぶ時のチェックポイントは何か?
何よりも「良い営業マン」の見分け方は?
ポイントとなる点にそってご紹介しましょう。
【もくじ】
引越しでの物件探しはいつからが良い?
2月、3月の不動産屋さんは忙しいので、その時期は避ける方が良いかと考える方もいます。
でも、物件探しは「引越しをしたい」と感じた時が一番良いのです。
さぁ、すぐにスタートしましょう。
確かに不動産屋さんが忙しいと物件の案内は混みあうかもしれません。
とはいえその程度はお客様がイライラする程のものでもないかと思いますョ。
◆なぜ2、3月をおすすめするのでしょうか。
2、3月は人事異動に伴う家探しや、新入学生が故郷から大学のある地へ移動する時期でもあります。
それは又、卒業生が明け渡した物件、異動で空室となる物件、「空き物件」が豊富に出回る時期でもあるのです。
豊富に出回る物件から理想のお部屋を探せますので、探しやすい時期といえます。
◆「そうはいっても混んでいて車で案内してもらえないからイヤだ!」
「連絡しておきますから、自分で自由に見てください。」
不動産屋さんからこのように言われることが有るかもしれません。
そのような物件では大家さんが近所に住んでいるとか、管理人さんが常駐しているのかもしれません。
直接大家さんと会って話をするのですから、これは大家さんの人柄を知る機会にもなります。
そして最寄駅から物件まで歩く間に、どのようなお店があるのかなどと、街を知るためのチャンスにもなりますね。
不動産屋さんの案内で現地を訪れる時でもその地域を歩いて情報を得ることは欠かせません。
行きは車で現地へ案内されても、帰りはご自分の足で最寄り駅まで歩き(又は公共交通で)、駅から鉄道を利用して帰って来ましょう。
沿線の様子、しいては利用客の様子も観察することができます。
混雑すると知っている路線の沿線はお部屋探しの対象からはずすことは言うまでもありません。
特に女性客から評判の悪い路線も実際有ります。
あえて評判の悪いエリアでお部屋探しをするのは避けたいですね。
良い不動産屋さんの見分け方はコレ!
お部屋探しの不動産屋さんも今では地元の不動産屋さんやネットの賃貸情報サイト、アパマンショップなどの大手フランチャイズ店など色々あります。
どのような不動産屋さんを選べばよいのか迷いますね。
◆会社の規模で選べば安心?
ともすると「大手不動産会社なら間違いないよ」と信頼する傾向が有るかもしれません。
長年、複数の不動産会社とのやり取りを経験してきた方によると、そうとも限らないようです。
大手のSとの付き合いでは、営業担当の女性が契約更新時期を忘れ書類の準備が遅れたという事が有ったそうです。
その営業職の女性は自身でも個人的に賃貸物件を転がしているような「やり手」。
何を言われても「気にしない」という超強気の人だからと、上司がなぜか弱気で改善策はとられなかったそうです。
◆地元で古くから営業しているから安心?
「地元で長年営業しているから信用できる」とは言えないのが不動産業なのですよ。
「都の西北、○○田の・・」街で数店舗を構える古手の不動産屋さんは、契約更新時にオーナーが「更新料は不要」と入居者に伝えてほしいとの要望を無視して、更新料を要求。
結果、入居者は退去。
オーナーさんも地元住民だったので居住していた方が退去時にお礼の挨拶に行きました。
そこで初めて双方が不動産屋に「やられてしまった」事に気が付いたという実例もあります。
◆不動産屋さん選びの経験談の書き込みはネット上に溢れています。
「良い不動産屋さん」を選ぶ時の参考になさってください。
◆優良店を見つけるには!
とにかく、お部屋探しをする側が物件を見る目と知識を高めること。
これが確かな不動産屋さん選びに繋がります。
不動産屋さんが答える内容が正しいかどうかを自分自身で判断できるように知識を持ちましょう。
不動産屋さんには大変失礼な言葉ですが「センミツヤ」、「人のふんどしで相撲をとる」と、昔から悪く言われているのがこの業界です。
それは同じ「紹介業」の銀行や保険の業界へも向けられる厳しい見方。
これらの業界は製造業と異なり、紹介して(仲介して)手数料を稼ぐ、「手数料ビジネス」の面が強いからなのですね。
良い営業マンの見分け方も!
良い営業マンとはどのような人なのでしょうか。
見分けるポイントは有るのでしょうか。
一目でわかることができれば良いのですが、これは難しいこと。
きちんとした外見に惑わされることの無いように、話を進める中でチェックしてくださいね。
そして信頼できないと感じたら途中でも話を切り上げて、他の不動産屋さんへ行きましょう。
不動産屋さんでは、大切な個人情報を晒さなくてはなりませんから、コミュニケーションは慎重に!
いい営業マンと出会うことが、お部屋探しでいい物件に出会うための大切なポイントになります。
それには時間を作って色々な不動産屋さんを訪ねることから始めましょう。
◆一般的に「良い営業マン」として挙げられる条件はこちらです。
- 当然の事ですが、物件について詳しく把握していること。
- 近隣のアパート・賃貸物件のオーナーさん情報の収集に努力していること。
- 大家さんからの信頼が厚いこと。
- 説明を受ける際の時短となるので、できればコミュニケーション能力が高いこと。
- 疑問点に対してきちんとした回答ができること。
- 疑問点の回答は迅速に調べてくれること。
- 契約を急がせないこと。
- 建築の基礎的知識を持っていること。
- 土地勘があること。
- 生活者としての目線を持ち合わせていること。
まとめ
お部屋選びは根気のいるものですね。
ネットの画像や図面では良いと思った物件でも、現地の内見段階で初めて周囲の環境で気になる点が出てきたりするものです。
また一から始めなくてはならないということになりますね。
1軒の不動産屋さんと内見に歩く際に、自分の中で気になる2~3の物件を候補として挙げて内見をお願いしましょう。
不動産屋さんからも提案があるかもしれません。
効率的にまわり、理想のお部屋を見つけてくださいね。
※引越しの物件見学チェックポイントについては、コチラの記事も参考にしてくださいね。
※引越し準備の荷造りや準備リストについては、コチラの記事も参考にしてくださいね。