パチッとくる静電気ほど嫌なもんは無いですね。
その静電気がカラダに悪影響を及ぼすこともあるなんてことを聞いてちょっとゾッとしたんですが知ってますか?
できることなら静電気とは無縁の生活を送りたい!もう静電気マンとは呼ばせない!
そう思った私が取った最強の静電気対策をいくつかご紹介しましょう。
【もくじ】
静電気対策で効果的なものはコレ!
まず、静電気でバチッとくる場所で一番多いのはドアノブ。
自宅や会社のドアノブを触る時、ビクビクしながらそ~っと触ろうとした瞬間のあの火花。
思い出しただけで痛いですが、そんな時は
・グッズ要らず
・お金かからず
・面倒くさくない
という最強の静電気対策は、
★壁を手のひらで触ってから、ドアノブに触る!
これしか無い!
どういうことかというと、
静電気でバチッとくる理由は、人のカラダに帯電した静電気がドアノブなどの金属を通して放電しているからですね。
その放電を先にしておけば静電気でバチッとくて嫌な思いをすることもありません。
そうです!
この最強の静電気対策は壁を手のひらで触ることによって、放電を先にしているということなんです。
また、多くの壁は木製やコンクリート(壁紙が貼られていてもOK)ということが多いかと思います。
(もし、ドア自体が木製や石などであればドアでも構いません。)
この木製やコンクリートなどの天然の素材は、帯電した静電気をゆっくりと逃がす性質があるのです。
ですので、ドアノブに触る前に近くの壁に手のひらを数秒あててからドアノブを触るようにすることでバチッとくる嫌な思いはせずに済みます。
※プラスチックやガラスは静電気を逃がす性質は無いので注意が必要です。
付け加えると、手のひらというのも実はポイントなんです。
ドアノブを触ろうとした瞬間、バチッと来るのは指先です。
指先は面積が少ないため、一点集中!のような感じになり痛みを感じやすくなってしまいます。
ということは、静電気が流れる面積を多くしてやれば、痛みを感じにくくすることができる=手のひらが良いということですね。
車の場合は、乗り込むためにドアノブに触る前に、地面に手のひらをあてましょう。
動きが怪しい?もしくは、なんか恥ずかしい!なんて時は、靴紐を結び直すフリをして地面を触れば大丈夫!
立体駐車場などで、地面が金属で無い場合なら同じく放電してくれるので静電気対策として有効ですよ。
静電気対策の服って何を着ればいい?
静電気対策いアレコレ対策グッズを持つよりも、そもそもカラダに静電気を貯めこまないようにすることが大事ですよね。
それを大きく左右するのが身に着けている服や靴。
実は、服によって静電気を脚力減らすことができるんです。
下記は衣類の組み合わせの種類を表にしたものです。
この中で、静電気が発生しやすいものは、距離が離れているものの組み合わせです。
例えば、セーターとインナー(下着)の組み合わせで見てみましょう。
セーターの素材は、アクリルだとします。
インナー(下着)の素材が、シルクやレーヨン、木綿だとするとプラスとマイナスでかなり離れているので静電気が発生しやすくなります。
ですが、セーターの素材がウールならば、ウールとシルクやレーヨン、木綿の距離は近いので静電気は発生しにくくなります。
☓組み合わせ例
・フリース(ポリエステル)×セーター(ウール)
・スカート(ポリエステル)×ストッキング(ナイロン)
・セーター(ウール)×インナー(ポリエステル)
◎組み合わせ例
・フリース(ポリエステル)×セーター(アクリル)
・セーター(ウール)×インナー(木綿)
・セーター(ウール)×インナー(シルク)
基本インナーは天然素材(木綿絵、シルクなど)を選ぶと、大きくかけ離れた素材の組み合わせにならないのでいいですよ。
ポリエステルやアクリルなどの人工繊維は機能的で価格的にも安く手に入りやすいのですが、直接肌に触れることによってアレルギーを発症することもあるので、肌の弱い人は特に素材選びはしっかりとしたいですね。
また、忘れてはいけないのが靴です。
靴もカラダの帯電に大きく関わるものなんです。
靴と言っても重要なのは靴底!
その昔。裸足や草履、下駄などで歩くことが多かった時代は自然と地面へ放電されていました。
しかし、現在の靴の多くはゴムやプラスチックの素材でできているため静電気を放電してくれません。
靴底が革でできた靴は、静電気をゆっくり放電してくれるので良いとされています。
お値段もそれなりにするので、手持ちの靴を革靴にするというのはなかなか難しいとことろですが。
プロ仕様ですが、「静電靴」という靴もあります。
静電気によって引火の恐れ等があるような工場で使用されている靴で、普通のスニーカーに静電気を放電する加工が施されたものもあるので試してみてもいいかもですね。
ただ、普通に履くにはデザインが・・・なんて方には、クロックスの静電気対策版もあるのでコレはおすすめです。
静電気防止スプレーは手作りが経済的!
素材の組み合わせを考えて服を着ることも大切ですが、どうしても静電気が発生しやすい組み合わせしかなーい!
という場合は静電気防止スプレーで、摩擦を軽減してあげることでかなり静電気の発生を抑えることができます。
市販の静電気防止スプレーでももちろんかまわないのですが、家にあるもので簡単に作ることができるので作っちゃいましょう。
書くほどのものでもないですが、一応書いておきますね。
【準備するもの】
・スプレー容器(100mlくらい)
・柔軟剤、またはリンス
・お水
【作り方】
・スプレー容器にお水を入れる
・柔軟剤、またはリンスを2、3滴
リンスや柔軟剤には界面活性剤という繊維や髪の摩擦を防ぐ成分が入っているので、市販の静電気防止スプレーとして使えます。
最近は柔軟剤の香りもたくさん種類がありますので、お好みの香りのもので作るといいかもしれませんね。
ただ、界面活性剤が入っているので肌が弱い人や気になる人は、肌に直接つけない方がいいと思います。
静電気対策のまとめ
冬になるとバチッとくる静電気で極力ドアノブや金属に触らないように過ごしていた私。
静電気対策をしてからドアノブを触ってバチッと来なかった時、「よっしゃ!」って思うのがなんだか楽しくなってきました。
そんな感じで静電気対策を意識すると、定期的に放電しとこーとも思うようになり、壁や土の地面に手のひらをつけたり。
ご紹介した静電気対策や静電気防止スプレーは、どれもお金がかからずできることなので是非試して快適に過ごしてもらえたらと思います。