御朱印帳の使い方 名前、裏面や蛇腹式は?忘れた時も大丈夫!

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御朱印ガールなんていう言葉が勝手に作られて、昔から御朱印を集めている人にとってはちょっと迷惑な話かも。

とはいえ、流行りものになったことで今まで知らなかった人が「御朱印」というものを知るきっかけになったとしたら良いことかもしれません。

ここでは、簡単に御朱印帳への名前の入れ方、蛇腹式やブック式で裏面は使うのか、忘れた時などのちょっとした疑問にお答えしましょう。

【もくじ】

御朱印帳の使い方 名前の部分はどうしてる?

御朱印帳の使い方で、わりと聞かれることが多いのが名前についてです。

自分の名前は書くのかどうか。

できれば書いておく方がいいでしょう。

その場で書いていただける時はいいのですが、社寺よってはお預けする場合もあります。

土日などの参拝者が多い時に預けると、御朱印帳の取り違えなどが起こることもあり注意が必要です。

そんなことがないよう、名前を書いたり自分のものとわかるように目印を付けておくといいですよ。

名前はどこに書けばいい?

購入する御朱印帳にもよるのですが、表に空白の欄があるものがあります。

例えばこんな感じ

↓↓↓

その空白に「御朱印帳」と書き、その下に「名前」を書く方もいらっしゃいます。

苗字だけ、下の名前だけなど、これも様々ですね。

私は、表には「御朱印帳」とだけ書き、名前は裏表紙に書くようにしています。

特に意味は無いのですが、「御朱印帳」だけの方がスッキリしているから、それだけです。

御朱印帳や名前は自分で筆で書くべき?

私は字に自信がないので、使い始めに御朱印をいただく社寺の方にお願いして書いていただくことが多いです。

もちろん、ご自分で書いた方が愛着が湧くという方もいらっしゃいますのでそこはご自由になさってください。

ただ、注意していただきたいのは、

『御朱印以外を書いてもらうことはご好意で』

ということです。

そう、いつでもOKだったり、当たり前ではないということを覚えておくといいですね。

近頃は見るからに忙しそうな時に、

『お金払ってるから当然でしょ!表紙も名前も書いて!』

なんて態度の人もいると聞きます。

御朱印を集めること(コレクター魂!)だけに夢中になっているのかも・・・。

これは極端な例ですが、御朱印もそうですがそれ以外をお願いする時もきちんと配慮して、書いていただけたら「今日は良い日♪」くらいの気持ちでありがたくいただいてくださいね。

こちらからお願いしなくても「書きましょうか」と言ってくださる事もよくあります。

そう言っていただけるような立ち振る舞いをしたいですね。

御朱印帳の使い方 裏や蛇腹式はどう使うの?

御朱印帳には、ブック式と蛇腹式の2種類があります。

どちらが使いやすいとかは人それぞれなので、ご自分の好きな方を選ばれるといいでしょう。

寺社オリジナルのものだと選択肢は無いかもしれません。

また裏面を使うかどうかですが、これも人それぞれで決まりやルール、失礼にあたるなどということはありません。

ブック式も蛇腹式も裏面を使用できるように表と同じ和紙が貼られていますので、裏面も使ってたくさんの御朱印をいただくのもいいかと思います。

ちなみに私の場合はブック式は裏面も使用していますが、蛇腹式は表面だけを使用しています。

これには深い意味は無くて、ただ単にいろんな素敵な御朱印帳を使いたいからというだけなんです(笑)

また、裏面を使うかどうかを考える時にぜひ確認していただきたいのは御朱印帳の構造です。

1枚の簡易的なもの

2枚重ねのきちんとしたもの

安価な御朱印帳として販売されているものは、1枚の簡易的なものが多く裏写りする場合があるので注意が必要です。

選ぶ御朱印帳の紙質等でも変わってくるので絶対裏写りすると断言できないのですが、安価な御朱印帳を選ぶ場合は製本や紙の種類などの商品情報のチェックや口コミなどをしっかり確認して慎重に選ぶようにしましょう。

ある御朱印帳の口コミで「紙質があまりにも悪いとの指摘を受け突き返された」なんていうものも見たことがあるので、できれば最初はご朱印帳を専門に扱うお店とかで購入されると安心ですよ。

そして、厚手の和紙や2枚重ねのものを選ぶようにしましょう。

ほとんどの寺社では和紙を挟んだりしていただけたりもするので心配することはないのですが、それでもたっぷりと墨を含んだ筆で書いてくださるところでは裏面に写ってしまいます。

そんなこともあるので、1枚でノート型は裏面には書かず表のみとした方がいいでしょう。

2枚の蛇腹式のものは、最後には2枚に剥がせるように作られたものなので、表装や軸装に仕立ててやすくなっています。

最近では、見返す楽しさも味わえるので額に入れる方が多いようです。

以上をふまえて、ブック式や蛇腹式でのおすすめをご紹介しますね。

◆ブック式

こちらの御朱印帳に使われている和紙は、紙の王様とも称される「雁皮紙(がんぴし)」を使っています。

この雁皮紙(がんぴし)、上質なだけあって表面がとてもなめらかで触るとウットリします。(私、紙フェチなもので)

それに加えて長期保存に向くということなので、長く保存する御朱印帳にピッタリですね。

◆蛇腹式

こちらの御朱印帳はよくある豪華な感じとは違い、シンプルで可愛らしい御朱印帳です。

使われている和紙は、厚手なので両面使いにできますが、貼り合わせ時にシワができるようで気になる方は確認してくださいね。

御朱印帳を買って最初に思う疑問や氏神様についてはこちらの記事をどうぞ。

御朱印帳の書き始めや最初のページは伊勢神宮?ホントか聞いて来ました!

氏神様は引っ越したら変わる?調べ方はネットで!正しい参拝方法も

御朱印帳を忘れた!そんな時も焦らないで大丈夫!

あんなに楽しみにしていたのに、まさかっ!忘れるなんて・・・とか、

かばん変えてしもーた!!とか、寺社にふと立ち寄ったけど今日に限って持ってない!などなど・・・

ついうっかり御朱印帳を持ってくるのを忘れてしまうこともありますよね。

そんな時はどうすればいいのでしょうか。

諦めないといけない?

住職さんに忘れたけど欲しいって言ったら失礼?

なんて思うかもしれませんが、そんな風には思わなくて大丈夫ですよ。

「御朱印帳を忘れたので、御朱印紙をください。」

と言えば、和紙をいただけるのでその和紙にしていただきましょう。

もしくは、書き置きされたものに日付を書き加えていただける場合もあります。

寺社によっては、御朱印紙に紋が型押しされたものもあるようです。

御朱印帳を持参した時には、型押しなど無いのでとても貴重なものですね。

そして、帰宅したら忘れずに御朱印紙を御朱印帳に貼りましょう。

御朱印帳のまとめ

私が初めて御朱印帳を目にしたのは、毎年2回はお参りさせていただいている伊勢神宮のおかげ横丁でした。

ずっと前からお店に置いてあったと思うのですが、自分に必要無いものは目につかないもの。

それが、たまたま目についたということにご縁を感じ手に取ったことが始まりです。

この記事までたどり着いていただいたのも何かのご縁。

難しく考えず、心穏やかに御朱印めぐりを始めてみてはいかがでしょうか。

最後に、最近の私は「日本の神様」の本で神様についてちょこっとお勉強してから行くという楽しみも見つけてしまいました。

でも、この方法は行く前からワクワク&行きたくてウズウズが止まらなくなるのでご注意くださいね。

先日、京都の鈴虫寺(華厳寺)に御朱印を頂きに行ってきたので、そちらの記事も良かったら参考にしてくださいね。

鈴虫寺 御朱印の頂き方、時間や値段、全部お伝えします!

御朱印巡りをしよう!と思い立った時の疑問などはこちらの記事もどうぞ

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