十五夜(中秋の名月)をめいいっぱい楽しむにはやはりお団子ですよね。
定番を買ってきたり作ったりしてもいいけれど・・・。でも、毎年同じものばかりだと楽しくない!なんて思うことも。
そこで、お子さんと一緒に作れる簡単なお団子レシピと、お団子の数や供え方、また中秋の名月を楽しむ料理もご紹介していきます。
【もくじ】
十五夜のお月見団子おすすめレシピ!
十五夜のお月見団子の作り方はとても簡単です。
白玉粉とお水を、耳たぶの硬さになるまで良くこねて、お団子状にして、熱湯の中に入れる。
それだけなので、お団子を丸める作業は、お子さんと一緒に楽しみながらできますね。
※白玉粉ではなく、上新粉を使う場合は、水ではなくぬるま湯か熱湯を使いましょう。
真っ白なお団子もいいですが、今年は簡単にできるアレンジで楽しんでみましょう。
- 生地に混ぜる(色)
色々なものを生地に混ぜて作ると、それだけでカラフルなお団子ができますよ。
・黄色
かぼちゃ(ゆでてペーストしたもの)
卵の黄身(固めに茹でて黄身だけを裏ごししたもの)
マーマレード
きな粉・緑色
抹茶(粉末)
よもぎ・赤(ピンク)
食紅
いちごジャム・茶色
チョコレート
ココア・黒
黒ゴマ(粒状 or ペースト)・紫
紫イモパウダーまた、色を考えるのに、材料を揃えるのがちょっとめんどう・・・
ってなるなら、夏に使って余ってしまったかき氷用のシロップを使うと簡単にカラフルなお団子をつくることができます。
もしくは、アイシングクッキー等で使うアイシングカラーキットを使うと発色の良いキレイな色で作れます。
- 生地に混ぜる(味、ヘルシー)
チーズお月見団子
【材料】
白玉粉 200g
水 120g
クリームチーズ 120g【作り方】
材料を全て混ぜます。
団子状に丸めます。
沸騰したお湯に入れます。
浮き上がってきたら、氷水に入れます。
ある程度、熱が取れたらお皿などに入れます。豆腐月見団子
【材料】
白玉粉 200g
水 120g
絹ごし豆腐 300g【作り方】
材料を全て混ぜます。
団子状に丸めます。
沸騰したお湯に入れます。
浮き上がってきたら、氷水に入れます。
ある程度、熱が取れたらお皿などに入れます。 - 上からかける
みたらし
【材料】
水 100CC
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ3
片栗粉 大さじ1【作り方】
水、砂糖、しょうゆ、みりんを耐熱容器に入れ、電子レンジでチンします。
少量の水で溶いた片栗粉を加えます。
再び、電子レンジで温め、とろみがついたら出来上がりです。きな粉
【材料】
きな粉 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 少々【作り方】
全て混ぜ合わせたら出来上がりです。
他にも、あずき缶やフルーツ缶などを、お団子にそのままかけても美味しくいただけますね。
個人的には、「ソフトクリーム+きな粉+黒蜜」をお団子と一緒に食べるのが最高に美味しかったです♪
十五夜の団子の数はいくつなの?
お団子を作ってみたはいいものの・・・
どうせ並べるなら、お月見らしく並べてみましょう。
まず、お団子の数ですが、色々な説がありますが覚えやすいもの2つご紹介しましょう。
・十五夜には「15個」、十三夜には「13個」
・1年の満月の数に合わせて「12個」(うるう年には「13個」)
◆15個の場合
1段目に9個(3×3)
2段目に4個(2×2)
3段目に2個
◆13個の場合
1段目に9個(3×3)
2段目に4個(2×2)
ご紹介したのは、一般的な数や並べ方になります。
家庭や地域によっては、数や並べ方が違うこともありますのでご注意くださいね。
中秋の名月を料理で楽しむには?
中秋の名月(十五夜)は、秋の収穫をお月様に感謝する日でもあります。
ですので、秋の味覚を使った料理で楽しむというのはいかがでしょう。
秋の味覚と言えば、色々なものがあります。
・さんま
・里芋
・豆類
・栗
・さつまいも
・きのこ類
その中でも、おすすめ料理をご紹介します。
- 栗ご飯
栗は、そのままお月様のような色味なので、何もせずともお月見気分を味わえますね。
お茶碗に入れる時に、一番上に栗を乗せるとまさにお月見です。 - 月見豆腐
お豆腐の真ん中に、崩れないように少し繰り抜いて穴を開けます。
そこに卵の黄身を落とします。
その上から、きのこや豆を使ったあんをかければ、月見豆腐の出来上がりです。 - しめじとほうれん草の月見椀
しめじとほうれん草でお吸い物を作ります。
生卵に卵白と塩を加えて、ハンドミキサーで泡立てます。
(LLサイズなら、卵白を加えなくてもOKです)
泡立てた卵を、お玉ですくい、お吸い物の中にそっと入れ、フタをして蒸らしましょう。
泡立てた卵が少し固まれば、そのままお吸い物と一緒にお椀に入れましょう。※人参を紅葉の形にして浮かべても秋らしくなります。
- 里芋のお月見コロッケ
里芋でコロッケを作ります。
その時、丸いコロコロの一口大にして、お皿に紙を敷き、お団子風に並べるだけでも雰囲気が出ます。
秋の味覚にこだわらず、卵を月に見立てて様々なメニューで楽しんでみてもいいかもしれません。
まとめ
十五夜のお月見を楽しみ方は色々ですが、
食卓を窓際に移して、部屋の照明を消してキレイなお月様を見ながら食事や月見団子を食べてみてはいかがでしょう。
今年の十五夜はキレイに晴れるといいですね。