日本人の伝統食納豆。
その注目すべき美容と健康パワーに世界中からも高い関心が集まっています。
ところで、納豆は一日の中で、いつ食べていますか?
実は納豆の効果を最大限に得るためには、食べる時間が影響しているのです。
せっかく食べるなら納豆の効果を最大限得たいですよね。
納豆の効果、そして夜食べるべき理由とは何なのでしょうか?
【もくじ】
夜納豆の効果ってどんなもの?
まず、納豆菌には、ナットウキナーゼの血栓融解作用以外にも、以下のような多彩な健康効果があります。
- 血液をサラサラにして流れを良くする
- 腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす整腸作用
- カルシウムの吸収を促進して、骨を強くする骨粗鬆症を予防する
- 菌の繁殖を抑える抗菌・抗酸化効果
ナットウキナーゼには、血栓予防=血液サラサラ効果がありますが、このサラサラ効果は持続性があり、食べてから数時間~12時間程度継続します。
就寝中は筋肉が動かず、血液が固まりやすい状況にあるため、夕食に納豆を食べておくと、就寝中に効果を発揮してくれるのです。
血液がサラサラになると、女性には嬉しいことばかり!
むくみや冷えの改善、疲労回復、くすみやシミ、シワにも効果的なんですよ。
それだけではなく、骨を作る作用を促すビタミンKを作るのが納豆の売り!
やはり造骨活動が活発になる夜がおすすめです。
納豆を効果的に食べるための注意点として
- ※納豆は常温で発酵するため、食べる20分前に冷蔵庫から出しておく
- ※ナットウキナーゼは70度以上の熱に弱いため、加熱をしない
ご飯にのせる程度であれば、効果がなくなることはありませんが、加熱する場合には、最後に加えるなどの工夫をしましょう。
夜納豆はダイエットにもいいって本当?
便秘で悩む女性は、朝出かける前にすっきりと出しておきたいですよね。
夜に納豆を食べれば、腸内環境改善のための有効成分が、寝ている間に働いてくれます。
そうすると、朝すっきりと出やすいのです。
夜に納豆を食べると、色々と良い効果が期待できるのですが、ダイエットのため、夜に「納豆だけ」を食べる、というやり方はおすすめしません。
栄養バランスも重要だということを、意識しておきましょう。
夜納豆って美肌効果もあり!?
納豆に含まれる「ポルグルタミン酸」は、ヒアルロン酸の10倍の保水力があると言われています。
さらに納豆にはビタミンB6とB2が含まれています。
- ビタミンB6は、皮膚の再生を促し、肌荒れを改善してくれます。
- ビタミンB2は、皮脂が過剰に分泌されるのを防いでくれます。
美肌は睡眠中に作られるといいます。
睡眠中に美肌ホルモンが分泌されているからです。
まさに美肌になるために働いてくれるのが、納豆に含まれている有効成分なのです。
せっかくなら、このような効果を最大限に生かしたいですよね!
まとめ
基本的に、納豆は栄養価が高いということは、周知の事実ですね!
夜に食べないと効果がないということではなく、食べ合わせなども工夫しながらなるべく毎日食べるようにしましょう。