成人式は、人生で一度限りのイベントですね。
美しい二十歳の時の姿を永遠に残すために、写真の前撮りをする方が増えています。
前撮りする意味にはどんな点があるでしょうか。
また、前取りする時期としては、いつ頃が適しているのでしょうか。
せっかくの前撮りで、最高の結果を得るためには、何に気をつければよいのか、まとめましたので参考にして下さいね。
【もくじ】
成人式の前撮りをする意味は?
二十歳の美しい瞬間を焼き付ける、だいじな成人式の写真撮影の事情が、このところ変わってきているようです。
昔は、成人式当日の忙しい合間の写真撮りで、撮影は当日のみの1回戦でした。
今では、予備日として、あるいは最高の体調と肌コンディションで前撮りしておきたいと考える方が増えているんですね。
前撮りする意味は、他にもこのような点があげられます。
- 最大の利点は、流れ作業ではなく、ゆっくり撮影してもらえますから、緊張がとけて、最高の笑顔を見せられることでしょう。
- 前撮りのときの化粧とヘアスタイルや振袖姿をカメラを通してチェックができることで、成人式当日のスタイルの仕上がりに活かせます。
- スタジオによっては、当日の振袖と、前撮りの振袖とを別々の着物にできるので、イメージの違う柄行を楽しむこともできますね。
- 前撮りは撮影に時間をかけることができますから、ポーズチェンジの都度、メイクや着付けを修正してくれることもあるとか。
成人式当日の時間的余裕も生まれるので、久しぶりに会う友人たちともゆっくりとした時間を過ごせるでしょうね。
成人式の前撮り 時期はいつから?
お気に入りの振袖を選ぶためにも、早めにスケジュールをたてて、予約をしましょう。
前撮りをいつ頃にしたらよいか、決める際のポイントを押さえておきましょう。
- 繁忙期を避けましょう!
写真館やスタジオでは、一年中撮影を受け付けていますので、繁忙期は避けるのが無難ですね。
写真撮影の需要が増す時期といえば、成人式、新入学の時期、七五三のお祝いの時期、春秋に多い結婚シーズンなど。
成人式の撮影の繁忙期とは、レンタル着物の需要が増す時ともいえるのですよ。
ですから、素敵な振袖を豊富な品揃えから選ぶには、繁忙期を避ければよいわけです。
着物柄は伝統柄、モダン柄、豪華柄、優しい色柄と、洋服地とは比較にならない程、多種多様なデザインがあります。
着る機会も少ない和服ですが、成人式には楽しんで着ていただきたいですね。
- 季節を選びましょう!
成人式の前撮りは10~12月にピークを迎えます。
確かに気候も過ごしやすい頃なので、ベストシーズンともいえますね。
着物は下着から、何枚も重ねて着付けますし、紐は何本も締め、おまけに帯も・・・。
気温が高い季節には、とにかく「汗」だくに・・・。
建物の中は冷房も効いてはいますが、できれば汗はかきたくないもの。
6月には天気によってはかなり気温も高くなりますから避けるとすると、3~5月が早めの前撮りに適しているでしょう。
- 割引料金の適用期間もあります!
嬉しいことに、閑散期にはキャンペーン料金などが設定されている場合もあります。
早めの予約をすることで、割引料金になったり、さまざまなサービスが受けられるスタジオもあります。
成人式の前撮りで気をつけることがコレ!
前撮りで、これは気をつけたほうが良い、やってよかった事など、細かい事ですが、経験者の意見を参考にまとめました。
- レンタル振袖のパックプランに含まれるサービスを確認
・フルセットレンタルには、草履、ショール、その他の小物も含まれているかどうか。
・セット料金の写真の枚数と、追加する場合の値段は?
・定額のレンタル料金で、前撮りから成人式までの間の長期レンタルも可能か。
- アフターサービスの確認
・着付けサービス付きか。
・ヘアメイクつきか、メイクは着付けと同じ場所で受ける事ができるか。
・出張着付けサービスはあるか。
・前撮りと、成人式当日だけではなく、その他の機会にも着付けてもらえるか、着付けの回数制限、期間制限は?
- 前撮り撮影前
・「化粧のり」を良くするには、顔剃りをしておきましょう。
・髪型によっては茶髪から黒に染めておく必要もありますね。
・ヘアーや着付けに希望がある場合、美容師さんへ伝えやすくするための、雑誌や本の、自分の希望するイメージの写真を準備しておきましょう。
- 前撮り当日の服装
・アクセサリーは付けないで行きましょう。
・Tシャツなどの被り物の服は、ヘアーをセットした後に服を脱ぐのが大変なので、前あきのブラウス等が適しています。
・タンクトップなどは、頭からでなく、足から脱げるような、ゆったりしたもの以外はNGです。
・洋装のブラは着物体型に合わないので、はずしますから、スポーツブラは脱ぐ時の同じ理由からNG。
- 当日の持ち物
・スタジオから指定された物を忘れないようにしましょう。
・水分補給のための飲み物、お化粧を崩さないよう、ストローも!
・スマホやお財布等の貴重品を持ち歩くための小さめの袋。
まとめ
メイクさんはプロですから、お化粧はお任せしても大丈夫のはず。
写真撮りのためのメイクなので普通よりは濃いめと感じるかもしれませんね。
でも、どうしても、ご自分のテイストとかけ離れた感じだなぁと、思ったときにはお直しをお願いしましょう。
一生の思い出になる写真ですから、気になる事はスタッフに声をかけてくださいね。
これまで育てて下さった周りの方へ、感謝の気持ちを込めた笑顔を贈りましょう。