引越し準備は、転居先が決まり、引越しの日取りを具体的に決めるところから始まります。
真っ先に思い浮かぶ事は「荷造りをしなきゃ!」でしょうが、いつ頃から始めればよいのでしょうか。
引越し準備のむずかしさは、何といっても「生活をしながら準備」をしなければならないことですね。
円滑な準備のために「準備リスト」を作り計画的にこなしていきましょう。
具体的な準備の一つ、荷造りのコツもご紹介しますので参考にしてくださいね。
【もくじ】
引越し準備 荷造りはいつから何を始めればいい?
引越し準備の荷造りはいつから始めるかですが、転居を決めてから実際の引越し日迄にどの程度の時間が有るかは人により異なると思いますが、
引越しが決まったら、早めに日々の生活の中で荷造りを始めると良いでしょう。
しかし、荷造り前に引越しをする方向で動き出したその時から「ただちに」始めたいことがあります。
荷造り準備として2点あります。
そして、その後荷造り編として4点ありますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
⇒荷造り準備
■不用品の選別と処分
お住まいの自治体によって日常ごみ出しの方法と共に、資源ごみ、燃えないゴミ、大型ごみの各収集日が決まっていますね。
引越しの際には大型ごみとなる不用品が出ることが多いので、転居する事が決まり次第、新居に持っていかない物は回収のカレンダーに従ってドンドン処分依頼をすることが大切です。
その他大量に出る可能性がある衣類などの不用品は、こまめに毎日のように選別して決められたルール通りの袋に入れて処分(=家の中から運び出す)していきます。
処分する必要が無ければ悩まずに済むこと、最も処分しにくいものとしては「ペット」と植木類があげられます。
捨てるには心が痛むものなので、引越し先に連れていけない場合には、処分方法を考えなければならないのです。
■重要書類の選別
重要書類(金融機関の通帳、貴金属、印鑑、新居の契約書など)は梱包せず、引越し日に自分で運びます。
その時に慌てないようにまとめてカバン等に収納して判るようにしておきます。
荷造り準備が済んだら、次は荷造りに取り掛かっていきましょう。
色々ありますが、ココではポイントを押さえてご説明します。
⇒荷造り
■冷凍食品、冷蔵庫の食品
・計画的に消費していくか又は廃棄するかの選別(賞味期限切れ食品など)をします。
・生協をはじめとする「お取り寄せ」は引越し前の発注は一時中止をおすすめします。
・引越し前の食料品購入は最低限にとどめ冷蔵庫内の在庫管理に注意します。
■日用品
・「引越し当日の朝まで使用する物」と「新居に行ってすぐに必要になる物」をピックアップし、梱包しないように注意します。
・「旧居の鍵」は引越しの搬出作業後に返却の必要がある場合には家族全員分の鍵を確かめておきましょう。
・「新居の鍵」は新居分とはっきり分かるようにした上で、日常のキーホルダーなどに引越し前から付けておくことをおすすめします。
掃除などで新居に出かける機会も有るので、キーホルダーなどの日常の鍵管理方法に従って管理しておきましょう。
■衣類
・季節的に現在使用しない物、思い出の品物、書籍・本、趣味関係の物品はドシドシ荷造りしていきます。
・シーズンオフの衣類と寝具、冠婚葬祭用のスーツ、和服類一式など。
■その他
・アルバム、子供の作品、本、コレクション、趣味関連の物など。
・パン・菓子作り用器具・道具類、重箱などの特別な食器・什器など。
・お客様用の洋食器・和食器など。
・インテリア用品、ベランダ・庭の備品
引越しの準備リストを用意しよう!
引越しまでにすべき準備は荷づくりの他に各種の手続きが有ります。
なにすればいいんだっけ??
頭の中がハテナだらけになる前に、引越準備チェックリストで計画的に引越を進めましょう。
表を見ていただければすぐにわかると思いますが、時期、内容、備考と記載があります。
時期には実行する時期、内容には大まかな実行する内容を、備考欄には細かい注意点等を記載しています。
そしてチェックする欄もありますので、一つずつチェックを入れながら準備すると抜けなくできると思いますので活用してくださいね。
引越し準備 荷造りのコツを伝授!
いよいよ荷造りを始めていきましょう!
まずは必要なものをピックアップ。
その後、荷造りのコツをお伝えしていきます。
ダンボール
ガムテープ、布テープ
油性マジック
カッター、はさみ
新聞紙
※箱詰めの際の緩衝材として必要
※1ヶ月分くらい前からためておくのが望ましいが、新聞自体購読していない場合は実家もしくは友人知人に聞いてみる。
ぞうきん
ふとん圧縮袋
最低限の工具類(プラス、マイナスドライバー)
■荷造りのコツ
- 引越し後にすぐ使用する物は専用のダンボールにしまいます。
- 洗面用具、お風呂用品、最低限の衣類、食器類などは「新居ですぐに必要」の箱としておくと分かりやすくなります。
- 「誰の持ち物か名前を」「中身」「ワレモノの有無」「逆さ厳禁」「運び込む部屋(例:リビングルーム)」などの注意事項をダンボールの外側へ書いておくと便利。
- 食器類は「食器の種類」「ワレモノ」など分かりやすく記入しましょう。
- 箱の重さは自分一人でも持ち上がられる程度を上限とします。
- 本は詰めすぎると重く、小さめのダンボールを使いましょう。
- ガラスや陶器類などの割れ物を梱包する際は、割れ物同士が接触しないように必ず一つずつ紙にくるみ、箱に入れた後もマフラーやセーターをパッキングの代わりに詰めても良い。
- 箱に詰める際は重い物を下にして、軽い物が上にくるようにしましょう。
- スーツやジャケットなどの型崩れを防ぐ、ハンガーにかけたまま収納できるハンガーBOXという便利な箱があります。
- 電化製品は、あれば購入時の箱や発泡スチロールなどを使って梱包、無い場合は毛布の様な厚地にくるむなどの工夫をしましょう。
- 電気製品の新居での配線に備えて、現在の配線を写真にとりましょう。
※ケーブルの差し込み口などが確認できるようスマートフォンなどで記録して参照すれば安心です。
- 冷蔵庫の中身はアイスボックスに入れましょう。
- 洗濯機はホースに残っている水も丁寧に抜きましょう。
- パソコンは事前にバックアップして、当日は自分で運ぶ事をおすすめします。
まとめ
引越しの段ボールの総数を確認しましょう。
ありがちな事として、後日、「○○が無い!」「途中で落とした?」などと思う事が出てきます。
積み出しと搬入後に段ボールの総数を当たっておけばその心配は無くなります。
また、ちょっとした気使いですが、運送会社の方に、心付けを包んで差し上げると良いでしょう。
転居で運命が変わるとも言うこともあるそうですから、気持ちよく新生活をスタートするための御祝儀と考えてはいかがでしょうか。
※引越しの物件見学チェックポイントについては、コチラの記事も参考にしてくださいね。
※良い不動産屋や営業の見分け方については、コチラの記事も参考にしてくださいね。