引越し手続きに必要な一覧チェックリスト!順番やコツも!

暮らし

引越しには多くのエネルギーと時間がかかるものです。

単に荷物を移動させれば完了するものではなく、様々な変更手続きが必要になります。

昔の引越しと比べて現代では変更連絡先が増えているという事実と、それにともなって手続きが複雑化しているようです。

引越しのための休暇を何日もとることはむずかしいもの。

そして春は人々が移動する時期でもあり、窓口は混雑します。

効率よく引越しを完了させるために必要な手続きを順序良くできるように調べてまいりましょう。

【もくじ】

引越し手続きに必要な一覧チェックリスト!

一人暮らしの方の引越しでは、手続きなど全て自分が行わなければなりません。

仕事と並行しての引越しですから、計画的にいきたいもの。

また、引越しで何日も仕事を休むわけにいかないという方も多いのでは?

そういった方が増えているのでしょう、地方自治体の住民サービスも昔と比較すると向上してきていますよ。

◆仕事を休まなくても手続きできます!

最近では平日に役所に行くことができない方のために、毎月決められた日曜日に「休日窓口」を開設している所が増えています。

加えて平日の窓口受付時間の延長も実施されていて、「夜間窓口」として、住民サービスをしています。

引越しが決まりましたらまず最初に、現在の居住地の役所と新居の地域の管轄役所のホームページを最初にチェックする事をおすすめします。

一つの例ですが新宿区では区のホームページからのリンク先で、電気・水道・ガス等の引越しについての手続きまでも一括で行うことができます。

https://www.city.shinjuku.lg.jp/living_03.html

◆引越しに必要な手続きの一覧チェックリストはこちら!

ネット上では幾種類ものリストが紹介されていますのでご自分に合ったリストを探すのも良いかもしれませんね。

ここでは引越し業会社のリストを一例としてご紹介しますので、各項目をチェックしながら確実に手続きを済ませましょう!

http://www.the0123.com/benri/checklist.pdf

引越し手続の順番はどれから?

引越し手続きには各種登録関係の書類やカードを手元に用意して、手続きに行く際に持参します。

役所関係の手続きの順番は?

1.「転出届」

役所内で一番初めにする手続きは「転出届」です。

現住所の市区町村役場で「転出届」の手続きをとると「転出証明」が交付されます。

この「転出証明」は転居先で「転入届」をする際に必要になります。

手続きには印鑑を持参します。

【注意事項】

新住所に転入した日から14日以内に転入先の市区町村において「転入手続き」を行わないと、住民基本台帳法の規定により5万円以下の過料に処せられる場合があります。

※「住民基本台帳カード」でも転出届ができます。

【届出期間】

引越しする前

【届出に必要なもの】

届出人の本人確認ができる書類(有効期限内の運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード等)

2.各種手続き

「転出届」の次にする各担当窓口での手続きは、次の中で該当するものの手続きをして下さい。

(「転出証明」の交付を受ける際に、係の方から指示が有る場合はその指示に従ってください。)

国民年金住所変更手続き:必要なものは国民年金手帳、印鑑、転出証明書。

国民健康保険資格喪失手続き:必要な物は国民健康保険証、印鑑、転出証明書。

印鑑登録証:「転出届」により自動的に登録は抹消されます。(印鑑登録証は返却)

住民基本台帳カード(お持ちの方)

また、あらかじめ転出届をせずに引越しをした場合は、転出届を郵送で行うことができます。

【郵送での転出手続きについて】

何らかの事情により窓口に届出をできない場合には、郵送で転出届をすることができます。

【用紙】

自治体によってはホームページからダウンローできます。(便せんやレポート用紙でも受け付ける自治体もあります。)

【記入事項】

・引越をした年月日

・引越すまでの住所及び世帯主氏名

・新しい住所及び世帯主氏名

・本籍地、戸籍筆頭者氏名

・引越をした方全員の氏名、生年月日、性別

・届出人の署名または記名・押印・および新住所

・届出人の昼間連絡がつく電話番号

【同封するもの】

・本人確認のため運転免許証・パスポート等のコピー

(官公庁が発行した顔写真付の免許証等をお持ちでない場合には、次のものから2種類のコピーが必要です。:健康保険証・年金手帳(証書)・社員証・学生証等)

・返信用の封筒(82円切手を貼ったもの)

引越し手続きのコツはこれだ!

引越し手続きのコツは「連絡するタイミング」でしょう。

※連絡には「お客様番号」が必要で、お客様番号が載っている検針票や領収書を手元に集めてから連絡します。

◆電気の使用停止連絡は電話でできますが担当部署への電話はいつも混雑し、繋がるのに時間がかかることが多いようです。

転居日が決まり次第、早くから電話をかける事をおすすめします。

◆ガスの利用中止と開始の連絡は電話でできますが立会が必ず必要になります。

停止と開始の立ち会いは引越し日とします。

停止は引越しの車が出発する前迄にガス会社の係の方に来てもらう必要が有ります。

時間を読みにくいので、停止は午前中早い時間の予約をおすすめします。

引越しの日は朝食が済んだ後にはもう、ガスの使用をすることはありませんね。

また、開栓は、引越しの車が新居に到着する時間以降の時間帯で予約をしましょう。

◆水道の連絡は電話だけで立ち会いは必要ありません。

引越しの日が決まり次第、現住所と転居先の水道局へ電話をします。

◆銀行・口座関係の住所変更は郵送が便利です。

銀行・郵便局への住所変更の手続きは窓口での手続きと、郵送による手続きとがあり、金融機関により違いもあるので、金融機関のサイトで確認をおすすめします。

【郵送での一般的な手続き方法】

・銀行の店頭やATMコーナーのメールオーダースタンドに備え付けの「住所変更・公共料金」届け出書を入手します。

・封入されている住所変更届に必要事項を記入し、署名・捺印のうえ、一式に含まれている返信用封筒で郵送します。

【取引店または最寄りの支店の窓口での手続き方法】

取引店以外の店舗での手続きは、取引店への「取次ぎ」となるため、日数がかかります。

届出の際に次の物を持参する必要があります。

•通帳

•取引印鑑

•本人確認書類(有効期限内の運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード等)

◆郵便物の転送手続きは郵便局で!

・新居への郵便物の転送は郵便局の窓口にある転送届に必要事項を記入して、ポストに投函します。

・ただし、クレジットカードの配達証明など特殊なものは「転送不要」と先方からの指定が付いてきます。

クレジットカード会社などへの住所変更手続きも引越後に確実に行ってくださいね。

まとめ

引っ越し前の忙しさの中で、ふと「本当に引っ越せるのかしら?」と不安に感じることもあるかもしれません。

それほどに多種多様な準備を一気にやり遂げなくてはなりません。

でも、引越しでは「後回し」は厳禁なのですよ。

できるだけ「前倒し」で手続きも準備もすることで、新生活のスタートも余裕をもって始められるでしょう。

そして積み残しのないように後ろを振り返るのは、車が出発する時一度だけ。

新居での生活が待っています!

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