年賀状を出した後に喪中はがきが来て、思わず「えーっ!?」となったことありませんか。
そんな時、郵便局の方が集荷前ならポストの前で待っていて「戻して~」とお願いできるかもしれませんが、そんなタイミングは無いですよね。(実はコレできません)
では、年賀状を出してしまった後に喪中ハガキや訃報の連絡があった場合、どうするのが一番いいのか。
お詫びの寒中はがきの文例や年賀状の回収方法などについてお伝えします。
また、年賀状や郵便物って元旦に出すといつ届くのか、知りたい方はこちら↓↓
年賀状 元旦に出すといつ届く?元旦や元日って?遅れて返す例文も!【もくじ】
年賀状を出した後に喪中のお知らせ そんな時はどうする?
喪中とは知らずに年賀状を出してしまった。
もしくは、年賀状を出した後に喪中はがきを受け取ったり訃報を聞いた。
そんな時、どうすれば良いのか、何をすれば失礼にならないのでしょうか。
- まだ年賀状が先方に届いていない年内なら、
1.まず、電話でお詫びの連絡をしましょう。
2.年明け後(1月8日以降)に、お悔やみとお詫びを兼ねた寒中見舞いを出しましょう。
- 年明け後、寒中見舞いで喪中の連絡をもらった場合なら、
1.お悔やみとお詫びを兼ねた寒中見舞いで返信しましょう。
ちなみに、寒中見舞いを送る場合は、小寒と大寒にあたる期間に送る挨拶状になるので、 松の内(1月7日)が明ける1月8日~2月4日頃までに相手に届くように出しましょう。
お悔やみとお詫びを兼ねた寒中見舞いの文例
お悔やみとお詫びを兼ねた寒中見舞いの文例をご紹介します。
年内、もしくは年明け後に喪中の連絡をもらった場合のどちらでも使える文例です。
このたびは○○様ご逝去のこと
存じ上げなかったとはいえ
新年のご挨拶を申し上げ大変失礼いたしました。
遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
寒い日が続きますが、
皆様お元気でお過ごし下さい。
平成○○年 1月八日
上記例文は横書きとなっていますので、イメージがつかみやすいようにサンプルを作ってみました。
さきちん絵葉書さんの「淡いブルーの寒中見舞いテンプレート」をお借りしました。
さきちん絵葉書さんのサイトのテンプレートは、無料で面倒な登録もなく簡単に作ることができます。
しかも、絵柄が繊細で美しく色合いもキレイなのでとてもおすすめです。
最近は、寒中見舞いもかなりカラフルな絵柄が多くありますが、今回のような場合はおとなしめの絵柄を選ぶ方が良いでしょう。
年賀状を出した後って回収できる?
年賀状を出した後に喪中ハガキが来た場合、寒中見舞いでお悔やみとお詫びをすればいいことはわかったけど・・・
でも、やっぱり年賀状を手元に戻したい!
そう思うことがあるかもしれません。
実際、出してしまった年賀状の回収はできるのでしょうか。
答えは、回収可能 です!
一度、ポストに投函した郵便物や窓口から出した郵便物を、配達せずに差出人に返還することを【取り戻し請求】と言います。
郵便居のサイトにもちゃんと記載がありますよ。
https://www.post.japanpost.jp/service/web/faq/253.html郵便物の配達前であれば、お近くの集配郵便局または取扱局で取戻し請求を行っていただくことで、
受取人様への配達を取りやめ、差出人様に郵便物をお返しすることが可能ですが、
その場合でも、お申し込みにかかった料金をお返しすることはできません。
なお、取戻し請求を行う際は、本人確認資料をお持ちいただくほか、
規定の料金(配達郵便局に請求の場合410円、その他の郵便局に請求の場合570円)が必要となります。
記載にもありますが、配達前なら回収可能ですが、配達された後だった場合でも手数料は戻ってきません。
そして、年賀状シーズンはものすごい数の郵便物になり集配郵便局で探すのは不可能とのことで、配達する郵便局で探すことになるようです。
また、取り戻し請求時には、ポストに投函した日付と時刻が必要になりますので覚えておきましょう。
あとがき
喪中はがきを出すタイミングが遅れたり、年末に亡くなったりした場合、身内の方はわかっていることなので 年賀状が届いてもそれを失礼だと思うようなことはまずありません。
ですので、急いで出した年賀状を手数料をかけてまで取り戻す必要は無いと私は思います。
きちんとお詫びの連絡を入れ、改めて松の内明けに寒中見舞いを出すことで、想いは十分伝わりますよ。
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