ここ数年の夏の暑さといったらもう、ただ「暑い」というより、命の危機さえ感じさせるものですね。
さらに湿度も加わると、夏バテしてしまう人も多いのではないでしょうか。
暑さ対策はいろいろな方法がありますが、今回は「夏バテ防止」について、食材やレシピ等もご紹介していきます。
【もくじ】
夏バテ防止食材ランキングで1位はやっぱりコレ!
ぐったりするような暑い日は、食欲もイマイチになったりしませんか?
夏バテの防止や回復には、さまざまな食材が効果を発揮してくれます。
積極的に摂りたい食材ベスト3を意識してみてください。
- 第1位:豚肉 豚肉には、ビタミンBが大変豊富に含まれており、疲労回復の効果があります。
- 第2位:梅干し 梅干しに含まれるクエン酸は、疲労を回復する効果があり、暑さで弱った胃腸に働きかけ、食欲増進にもなります。
- 第3位:うなぎ うなぎにはビタミン類、DHA、EPA、ミネラルなど、身体に必要な栄養素が圧倒的に豊富です。
他にも、オクラや納豆、山芋などの「ねばねば系」食材には、ムチンという胃腸などの粘膜を保護してくれる働きがあります。
ネバネバ系の惣菜がコンビニに並ぶのも夏バテ防止の意味もあるんですね~。
また、きゅうりやナス、トマトなど、夏野菜にはやはり夏に適した栄養素や効果が大変ありますので、旬の食材をなるべく摂るよう、心がけてくださいね。
夏バテ防止の簡単レシピを伝授します!
 
簡単に作れて、暑さを乗り切るためのレシピをご紹介します。
本当にちゃちゃっと作れますので、是非挑戦してみてくださいね。
■豚肉のしょうが焼き 梅肉入り
材料(2人分)
・豚こま切れ肉 200g
【A】 
 ・梅干し:大/1個 
 ・酒:大さじ1 
 ・しょうゆ:大さじ1 
 ・みりん:大さじ1 
 ・水:大さじ1 
 ・砂糖:小さじ1/4 
 ・すりおろししょうが:大さじ1 
・千切りキャベツ:適量 
・塩、こしょう:少々 
・酒:大さじ1 
①豚肉はさっと広げて、塩、こしょうを少々、酒大さじ1を振っておく。
②【A】の梅干しは種を除き、包丁で軽くたたいてボウルに入れる。
 【A】の残りの材料とよく混ぜ合わせておく。 
③フライパンに油少々を熱し、①を入れて中火で炒める。
 肉の色が変わったら②を加え、豚肉にからめながら焼く。
 器に盛り、キャベツを添える。 
■スタミナ冷やしうどん
材料(2人分)
・豚こま切れ肉:150g 
・玉ねぎ:半分 
・きゅうり:半分ぐらい(お好みでレタス等でも)
・焼肉のたれ:適量 
・冷凍うどん:2玉 
・めんつゆ:適量(お好みの濃さで) 
・白ごま:適量 
・マヨネーズ:適量
①フライパンに油を引き、玉ねぎを炒める。
②豚肉を加え、焼肉のタレを回し入れ、フタをして1分ほど蒸し焼きにする。
③うどんを茹で、その間にお好みの野菜を準備しておく。
④茹でたうどんは冷水で冷やし、きゅうり、豚肉、マヨネーズ、白ごまを盛り付ける。
⑤麺つゆをかける。
■超簡単ネバネバ丼
①ごはんの上に、納豆、刻んだオクラ、すりおろした山芋、生卵を乗せる。
②お醤油をかけ(お好みの量)、もみ海苔を乗せる。
夏バテ防止対策としてコレもやっておこう!
夏の暑さを乗り切るためには、他にもいろいろと対策できることがあります。
少しの意識で、身体を元気に保つことができますので、ぜひ試してみてくださいね。
-  お風呂にしっかり入る。
夏は冷房で体が冷えています。シャワーだけで済まさずに、ぬるめのお湯に15分ほどしっかり浸かりましょう。 湯船につかると、血行も良くなり、筋肉に溜まった疲労物質を取り去ってくれるので、疲労回復が早くなります。 
-  冷たい飲み物ばかりをがぶ飲みするのはNG
胃腸の機能が低下して食欲が落ちてしまいます。 ただ、夏バテ予防に効果的な飲み物もあります。 それが「トマトジュース」です。リコピンやビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、筋肉の疲労回復を促したり、身体の免疫機能を活性化してくれます。 
-  十分な睡眠時間を確保し、疲労回復を心がける
ひんやりシートを利用したり、通気性の良い寝具や寝間着を使用しましょう。 
-  酸っぱい食べ物、香辛料で疲労回復
梅干し、お酢、グレープフルーツ、レモンなどを積極的に摂ると、クエン酸の効果で疲労回復が期待できます。 カレーは特におすすめです!他にも、しょうが、わさび、唐辛子なども、食欲を増進させる働きがあります。 
-  利尿作用で水分排出
すいか、きゅうり、トマト、バナナなどには利尿作用があります。 体にこもった熱を放出させましょう。 
まとめ
湿度や高温で、体力を奪われてしまいそうな夏を乗り切るには、特に食べ物や生活習慣も大切だということがわかりますね。
どの季節にも共通して言えることですが、その時の旬の食材を摂る、睡眠、運動、食事など、意識して元気な毎日を送りたいですね!
 
  
  
  
  
