自転車通勤の日焼け対策!帽子を飛ばさない工夫!足はどうする?

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自転車通勤の日焼け対策。本当は日傘で全身日陰!みたいな日焼け対策をとりたいところ。

しかも、サマーシーズンには足首が見えるスタイルが多くなり、足まで日に焼けてしまいます。

自転車に乗りながら日傘は差せないし、顔を焼きたくないからとかぶる帽子やサンバイザーでは、風に飛ばされることがあって困っている方も多いようです。

手軽な対策でしっかり効果がほしいし、ほんとどうしたらよいか悩んでしまいますね。

自転車に乗るみなさん共通のお悩み解決に、どのような工夫が有るか見ていきましょう。

【もくじ】

自転車通勤の日焼け対策グッズをご紹介!

交通法改正により、自転車に乗りながら日傘がさせなくなってしまったので困っている方も多いのではないでしょうか。

自転車に乗っていると日差しを避けながらなんてことができません。

ですので、帽子やら、手袋、サングラス、ありとあらゆるものを総動員して日焼け対策をしたいところ。

もちろん、顔には自分の肌に合った日焼け止めで防御することはすでに常識ですね。

しかし、首と首の後ろは日焼け止めを塗り忘れやすく注意が必要です。

また、自転車通勤では、ハンドルを握っている手が最も日焼けしやすい部分ですので塗り残しのないよう注意しましょう。

日焼け止めを塗る他にどのような対策ができるでしょうか。

調べてみると日焼け対策グッズも進化してきていることがわかりました。

最近良く言われているのが、目から入る紫外線で体のメラニンが増えてしまうというもの。

それはどういうことかというと、目の外にある「角膜」は紫外線を浴びると傷つき炎症を起こします。

この刺激が「三叉神経」経由で脳へ「紫外線にあたったよ」と信号を届けます。

その信号を受けた脳からメラニン色素を作らせるホルモンが出て体の各部の皮膚が黒くなるというのです。

また、目に入った紫外線は白内障などの眼病を引き起こす原因ともなります。

直射日光を防ぐだけでは不十分で、地面や建物などに反射する光にも紫外線は多く含まれいます。

できるようなら日陰を選んで通行することも一つの対策になりますね。

ということからも、目の紫外線対策も必須です。

それでは、色々な日焼け対策グッズを紹介していきましょう。

■目薬

なんと!目薬でも紫外線対策ができるという商品があるので要チェックです。

 

■UVカット機能つきメガネ、サングラス、コンタクトレンズ

横や上下からの紫外線もカットできるよう、できるだけ大きなレンズを選びましょう。

でも、濃い色のレンズだと瞳孔が開いてしまって余計に紫外線を取り込んでしまうことになるので、レンズの色は薄いものが良いようです。

ちなみに、UVカット機能付きコンタクトレンズは、製造の段階で紫外線吸収剤をレンズに練り込んでいるんです。

しかし、コンタクトレンズは面積が小さく黒目しか覆っていないので、白目に降り注ぐ紫外線は防げてはいません。

黒目だけ守れば紫外線対策ができているというわけではないので、コンタクトレンズの目を保護する効果は限定的といえますね。

■目だし帽

首もガードできる!頭部日焼けを完全に防ぐ「目だし帽」のご紹介です。

形状は首までガードできる優れものです。

機能面では吸汗速乾、接触冷感、UVカット、汗かき部分にメッシュ仕様が備わっています。

女性にとっては着こなし(かぶり方?)に工夫がいるかもしれません。

商品紹介サイトでは男性モデルがかぶり方のバリエーションを見せてくれていますので参考にして下さいね。

目だし帽の上に更に、デザイン的にマッチするサンバイザーを被るとファッショナブルになるかもです。

 

【購入した30代女性のレビュー】

日光アレルギーがあるので自転車に乗るときの日焼けよけに購入。

日焼け止めを塗るのは肌に負担があるし帽子では耳やあご先が焼けるので、そのあたりをカバーするものがほしくて購入。

日焼けよけの目的はきちんと果たせていると思います。

風がとおり真夏でもなんとかいけるよう。

さすがにフル装着をする勇気はなく、頭にかぶる部分は後ろで結んでいます。

髪の毛が長い女性の人はこれを着てその中に入れると気持ち悪いので、結んで外に出すようにすればよいと思います。

 

■フルフェイスカバーサンバイザー 

つば広サンバイザーで優れものと!と思ったら、残念なお知らせが・・・。

「完売で再入荷はございません」とのこと。

参考までに情報だけは残しておきますね。

画像では、サンバイザー部分を下に下ろしているのでヘルメットみたいな状態になってますけど、ちゃんと上に上げるとサンバーザーになるんですよ~。

 

■UVカットアームカバー

ロングタイプで腕全部を覆ってくれます。

材質が絹100%で綿や化繊と比べ涼しいといわれていますが、炎天下でのアームカバーはやはり暑さを我慢しなくてはなりませんね。

親指を通す穴の位置の関係で、手の甲が指先を残してほとんど覆われてしまいます。

この点、使い勝手の評価が分かれるところで、手の甲も完全に陽射しからカバーしたい人には向きますが長すぎるのは嫌という人もいるでしょう。

 

■アディダス ウィメンズUVロンググローブ

さすがアディダス、オシャレですね。

美ジョガーに人気のタイプですね。

 

※豆知識

メラニンには体を守る役割もあることを知っておきましょう。

メラニン色素を含む表皮細胞ができることで肌にバリアゾーンができ、紫外線から私たちを守るという大事な働きもしてくれています。

もしメラニン色素がないと奥深くまで紫外線が入り込み、ちょっと紫外線を浴びただけで炎症を起こすことになるのです。

そして紫外線は私たちのDNAを破壊して、皮膚癌などが発生することにもなってしまうのです。

自転車での日焼け対策で帽子が飛ばないようにするには?

風で飛ばされそうになるのが帽子の困ったところ。

子供の帽子のように「細ゴムひも」を縫い付けても強風では飛ばされないまでも脱げてしまいます。

クリップ留めもやはり効果はゴムひもと同じ程度のようです。

帽子とスカーフを組み合わせて飛ばないように「あごの下」でしっかりスカーフを結ぶという方法もあります。

ツバにスカーフを通す切り込みを入れるのですが、頭部は帽子とスカーフの二重になっていますので暑さが気になりますね。

完璧に脱げないようにする対策はなかなか難しいけれど、かなり「マシ」な帽子があります。

■風に飛ばされにくい小顔UV帽子

飛ばされにくいことを「ベルヌーイの定理」で説明しています。

前から風が強く吹けば吹くほど、帽子が頭に密着するというもの!?

この帽子の空間を風が通り抜けると本体とツバの間に気圧差がうまれ、その下の部分が押しつけられて帽子が飛ばないそうです。

ツバ部分にワイヤーが入っていて、ツバの微妙な角度調節が可能なので顔の形にマッチさせることができる点が「小顔」効果につながるとか。

 

【飛ばされにくい帽子を購入した人のレビュー】

・風の強い日に自転車に乗って出かけましたが、飛びませんでした。

・他社の風で飛ばない帽子の評判が悪かったので他を探し、この帽子を見つけましたがかなりの風でも飛ばず自転車の時の必需品です。

・やっぱり飛んでしまい、「とばされにくい程度」のものでした。

過度な期待はしない方がいいのかもしれませんが、何も対策されていないものよりはかなり良いですよ。

■ポニーテールの髪型でもかぶることができる帽子

夏は髪をくくることが多いので、これは便利ですね。

 

自転車での日焼け対策 足はどうしたらいい?

自転車通勤では、毎朝の向かう方向が同じなので体の同じ場所に紫外線を浴びることになります。

また、夏は足の「甲」部分の空きが大きいデザインの靴を履くことが多いので、日焼け止めを塗らないとくっきり日焼けで形ができて大変なことになってしまいます。

サンダルなら、なおさらですね。

ところで日焼け止めにも色々な種類が有ります。

・クリーム

しっかり塗れて落ちにくく、化粧下地として使えるものも多くあります

伸びが悪いため塗りにくく、白浮きしてしまうことも。

油分が多いので肌荒れ・ニキビの原因になることもあります。

肌に残らないよう、クレンジング剤などを使ってしっかり落として下さい。

・ミルク(乳液)

伸ばしやすく塗りやすいので、顔だけでなく体にも使いやすいものです。

・ローション

一番肌にやさしいのがこのタイプ。

落ちやすく日焼け止め効果も低く屋外スポーツなどには向きません。

・ジェル

塗布後の肌がベタつかずサラっとしています。

その使用感に反して刺激の強い成分を配合していることが多いため、敏感肌の方は注意が必用。

・スプレータイプ

シューッと吹きかけるでけで手が汚れず手軽に使えます。

半面、塗りムラができやすいものです。

・パウダータイプ

肌にやさしく落としやすいため、敏感肌の人にも向きます。

ただし、落ちやすいため気を付けての塗りなおしが必要です。

おすすめはスプレー!

スプレータイプの日焼止めでベタつかず軽いつけ心地で、全身に使えます。

自転車をおりた後は日焼け対策の「目だし帽」などをとりますが、その時忘れがちな「髪」にも使えるのですよ。

また、ストッキングの上からも使えるので、外出先での塗り直しも手軽に行えます。

 

■紫外線に関する基本的知識

紫外線防止効果は2種類あります。

【紫外線散乱剤】

・紫外線を反射させることで肌へ紫外線が届くのを防ぎます。

・ファンデーションなどの原料として使用されることもある金属酸化物などが原料。

【紫外線吸収剤】

・主に有機化合物が原料。

・紫外線の遮断効果が高い上、付け心地がよく白浮きもしないため、製品として扱いやすいものです。

・紫外線吸収剤自体が紫外線と反応し変質するため、時間と共に効果が薄れます。

・肌への負担は散乱剤に比べ大きいので敏感肌やニキビ肌の方は避けましょう。

■SPF、PAとは?

【SPF】

・紫外線B波からの防御力を示す数字

・紫外線B波は波長こそ短いもののエネルギーは強く、肌表面を傷つけます。

・肌を赤くして炎症を起こし、シミ・そばかす・色素沈着・皮膚がんの原因となるもの。

・A波と比べ波長が短いため、衣類、帽子、日傘などでその多くを防ぐことができます。

【PA】

・紫外線【黒太文字】A波のブロック効果を表すもので【黒太文字】効果の高いものからPA++++、+++、++、+、の4段階で表記されます。

・日焼け止めに表記されている「PA」は「Protection Grade of UVAの略で「UVA防御指数」ともいわれます。

・紫外線A波は波長が長くガラス越し・曇りの日・冬でも降り注ぎ、肌の奥まで到達し肌が黒を黒くさせる。

・肌の奥のコラーゲン層を破壊するため、シワやたるみなど光老化の原因となります。

まとめ

見落としがちなポイントは衣服の色。

紫外線は「服の色」や生地の厚さ、材質によって透過する率に差が有ります。

一般に紫外線は黒い色のものに吸収されやすい性質があり、白のような薄い色であるほど紫外線を通しやすくなります。

白いTシャツの魅力は捨てがたいのですが、これからは黒いTシャツで体への紫外線ダメージを抑制なんてことも心がけなくてはいけないようです。

都市部ではビルの陰を選んで通れますが、田園地帯では日陰など望めません。

見かけは多少犠牲にしてでも日焼け対策を優先してはいかがですか。

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