御朱印巡りのルール、持ち物や服装についての疑問解決!

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御朱印巡りをしようかと思った時に知りたくなるのがルールやしきたり。

ただ流行りに乗ってるような御朱印ガールなんて呼ばれたくないかも・・・

なんていう思いもありますよね。

神社仏閣という神聖な場所を訪れるための最低限のルール、また持ち物や服装なんかもご紹介しますので参考にしていただけたらと思います。

【もくじ】

御朱印巡りにルールはあるのか

絶対的な拘束力を持つ法律ほどの力はないものの、御朱印巡りにも守らなければならないルールはあります。

神社仏閣で頂戴できる御朱印は現在の感覚でたとえるとスタンプのようなものですが、スタンプとは決定的に異なる点は霊場巡りという点です。

霊場とは軽んじてはいけない神聖な場所であり人間として尊ばなくてはならない対象である事は言うまでもありません。

たとえ信仰に意味を見出せない人でも最低限のモラルやマナーは求められます。

特に御朱印巡りにおいて御朱印を頂く前の参拝は必須です。

神様や仏様にとって神社仏閣は家であり、その家に足を踏み入れる人間はせめて挨拶として参拝をしなくてはなりません。

少なくとも親しい間柄であっても声をかけずに勝手に家へ上がる事はないはずです。

参拝した後なら御朱印の受付所に向かっても問題ありませんが、場合によっては先に御朱印を預けて参拝する方法も勧められます。

有名な神社仏閣では御朱印を頂きたいと思う人がよく集まっており、そのため頂戴できるまでの待ち時間が自然と長くなるためですね。

そのため関係者が番号札を差し出して「15分後にまた来てください」などお願いする事が多々あります。

この場合は自分の都合を押し付けるようなわがままや文句などは言わずに、そのお願いに従って指定の時間に頂きに行きましょう。

御朱印の受付所ではトラブルが数多いですが、受付の時間を尊重しない事、喧嘩腰や騒がしい態度などがトラブルの主な原因です。

ここで重要なことは【礼儀を忘れない事】です。

これらは常識を踏まえれば起こるはずも無い事です。

前者は時間外である早朝や夜中に頼むケースが実際に見受けられるようですし、後者は神聖な場所であることを忘れてしまうのかもしれません。

御朱印が流行ってしまっているため、より多くの人が訪れているからでしょう。

いずれにしても「スピリチュアルだから」「流行っているから」「スタンプ集め~~!!」などと言って羽目を外さない事が大事です。

御朱印巡りの持ち物で必要なもの便利なもの

御朱印巡りをする時の持ち物で是非準備しておきたいものは下記になります。

【持ち物】

・小銭(特に100円玉)

・御朱印帳

・御朱印袋

・携帯電話

・社寺のパンフレットを入れるためのクリアファイル

・ハンカチやティッシュ

・写真撮影するためのカメラ

それでは、上記の持ち物を順番にご説明していきますね。

御朱印巡りの持ち物で必要な物や便利なものと言えば小銭は欠かせません。

小銭が必要な持ち物である理由は御朱印を頂く際に差し出す初穂料がおよそ300円から500円ほどだからです。

初穂料とは神道に関わる儀礼に神前へ捧げる謝礼で、御朱印の場合、初穂料の相場は小銭で十分な料金になっています。

もちろん千円札を渡しても対応してくれますが、こうした場ではお釣りを返してもらわないようにする事がマナーです。

その理由はスマートなやり取りが礼儀である事と、金銭的な対応をしてもらう僅かな時間が関係者にも同じく御朱印を頂くために待っている人にも負担になってしまう事に尽きます。

そのため御朱印巡りをする際は予め小銭を、特に100円玉を多く準備しておく事が必要です。

御朱印袋については御朱印帳を失ったり忘れたりしないようにする配慮でもありますが、記帳できるものを複数持つ際に管理するアイテムとして助かります。

御朱印集めをする以上、いずれ御朱印帳が埋まるのは避けられない事です。

ということで複数持つ事は当然ですが、場所によっては専用の御朱印帳しか受け付けていないところもあります。

つまり神社専用あるいはお寺専用の御朱印帳でしか記帳できないというわけです。

記帳に関しては明確な区別はないものの、神社仏閣から変わったお願いをされる事は珍しくありません。

とにかく「備えあれば患いなし」があるように持ち物を充実させておけば、どんな事態に陥っても対応できます。

携帯電話は持ち歩かない人の方が少ないとは思いますが、何かあった時の連絡手段として持っておくと安心ですね。

クリアファイルは社寺のパンフレットを入れるためなのですが、これは持っていくと大変便利です。

「とりあえず」と頂いたものをカバンに入れてしまうと、折れてしまって折角のパンフレットが台無しになってしまうことも。

A5などの小さめのものでもいいので1つカバンに入れておくのがおすすめです。

ハンカチやティッシュ等は基本的に旅行する時の持ち物を準備して揃えれば問題は無いでしょう。

カメラも旅の思い出にあるといいですね。

ただし、社寺を管理されている方等に「撮影しても良いでしょうか」との確認は必ず取ってください。

無断で撮影するのはマナー違反になるのでご注意ください。

御朱印巡りの服装やかばんでおすすめはある?

御朱印巡りとは言わば数多くの寺社を訪問する事を指していますね。

それはつまり普段よりも【長時間あるいは長距離を歩く事】です。

そうなると自然と御朱印巡りにおすすめな服装は動きやすい普段着になります。

神聖な場である霊場に赴くとなると正装が適しているイメージがありますが、正装はあくまで結婚式やお宮参りなど境内で行われる儀礼のみに着用する服装です。

願掛けなど特別な事情で身だしなみを整えて訪れる場合も多々ありますが、御朱印巡りに関しては歩きやすさが重視されるので普段着で問題ありません。

ただし露出が激しい服やカジュアルすぎる服はタブーです。

気温が上がる夏なら多少の露出は仕方がありませんが、礼節が重んじられる寺社では肌を晒すデザインの服装はおすすめできません。

また同じ理由でカジュアルすぎる服装も避けるべきです。

例えば部屋着のまま寺社に赴くのはいくら寛容な神様や仏様がいる領域でも礼儀知らずに当たるのは言うまでもありません。

TPOは御朱印巡りにもあるというわけです。

そのTPOは服だけではありません。

靴やかばんでもお洒落なものや華美なものよりも動きやすいカジュアルなものがおすすめです。

自然に接している事が多い神社仏閣では坂や階段が急勾配になっていたり舗装されていない道があったり等険しい道のりが珍しくありません。

当然そうした道ではデザイン性やファッション性に優れたパンプスやハイヒールは歩きの妨げになります。

かばんについてもトートバックや手提げバッグなど片手がふさがってしまうタイプよりも、ショルダーバッグやリュックサックといった両手が空くタイプが御朱印巡りには最適です。

靴はスニーカーやウォーキングシューズなど歩きやすく疲れにくいもの、そして履き慣れた靴というのもポイントですよ。

御朱印巡りルールのまとめ

御朱印巡りのルールについてまとめてみました。

そうガッチガチのしきたりやルールがあるわけではないので、礼儀&感謝の心だけもっていれば大丈夫です。

持ち物や服装、靴なんかも、普段の旅行と変わらないものでいいと思います。

難しく考えず、御朱印巡り+美味しいものもたくさん食べて楽しい御朱印旅行の計画を立ててくださいね。

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